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 ◆ネイティヴアメリカンの理念を元に・・・
 
当サロンをご利用のお客さまはご存じかと思いますが、個人的にも傾向しているアメリカ原住民の理念のページを作りました。なぜ、アロマセラピーなのにネイティヴアメリカン?と謎に思う方もいらっしゃると思うので・・(^-^)

数千年前より、人類はどこからか現れ、そして地球上を方々に渡って移住/移動を繰り返しました。アメリカインディアン(ネイティヴアメリカン)が私たち日本人のはるか祖先である縄文人、はてはその大元であるモンゴロイドであることが分かったのは歴史的にはつい最近のことです。
ネイティヴアメリカンの祖先はアジア大陸を北上し、やがてアラスカへと渡り、南下して北アメリカ、そして一部はメキシコ以南へと移住しています。それまでの気候条件や食物の違いによって、人間のDNAは長い年月ではりますが、環境変化に適応してゆくにつれ適宜変化をしてゆき、一見全く違う人種に見えるほどまでになりましたが、それでも彼等の顔を見て、私たちに似ていると思える事があります。今では白人との混血などもあって、まったく違うように見えますが、とくにアメリカ開拓時代辺りに撮影された写真などを見ると、なるほどよく似ているかもしれないと思いました。

ネイティヴアメリカンの文化は「母なる大地(地球)や大自然との調和」にあります。自然とふれあい、母なる大地と父なる空(宇宙という場合もあります)を敬い、動物や植物、季節の移り変わりから何から何まで、すべてにおいて平等を保ってきましたそれが普通であり、自然体というものなのかもしれません。。
彼等は、この世の生命のある者は皆、それらの生活を取り巻く全ての物(動物、植物、石、月、太陽、空、そして地球など)からエネルギーを授けられて生きているとしています。やがて、時代の流れとともに、抑圧や迫害、そして淘汰せよという流れが起き、多くのネイティヴアメリカンの血を引く人たちが自分達の祖先さえも恨み、生きる意味を見失って自分の存在を否定するような事もありました。しかし、やがてまた時代の流れは変わります。物質文明に押しつぶされてしまいそうになっている人間に何が必要かと考えた時、ふと「自然とのかかわりあい」を感じるのは当然の流れだったでしょう。なぜなら人間は生き物であり、地球発生によってもたらされた空気を吸い、食事などを含め、自然の恩恵によって生きている動物と同じだからです。自然が失われたら、空気がなくなってしまったら、生きていくことは不可能です。そして、植物での自然だけでなく、在り方としての自然(ありのままの自然体)もまた生き物である人間にとってあるべき真の姿なのかもしれません。

やがて自然を啓蒙する文化(ブーム?)からネイティヴアメリカンの知恵と生き様と概念をも啓蒙する動きがアメリカで起き、やがて世界へと広まることとなりました。彼等の文化そのものは、歴史が長い上に迫害されはじめた時期は歴史上最近の事であるだけに、語り継ぐことのできる人はまだたくさんいたのが功を奏してたくさんの文献が出版されたり見知ることができます。
然して、先に縄文人の話をしましたが、実は縄文時代の人々の理念もまた彼等とほとんど同じものでした。というよりはこのころの時代(ヨーロッパ、アフリカではもっと前から)の人々は他に頼るものがなかったという事もあるかもしれませんが、同じように自然との調和によってこれをあたりまえの様に日々生きていました。宗教という概念の発生から、徐々に考え方も変わっていきますが、あえてこの頃の人々に「宗教」を当てはめるとしたら、「日々自然とのかかわり合いと生き物全てに対しての感謝と畏敬の念によって共にありのままで生きること」が祈りであり宗教だったのかもしれません。一つの生命体であること。それだけですでに魂があって、決して組織化は必要としない平等。宗教もいらない。なぜなら、彼等の想いや生き方すべてが真実だからかもしれません。
しかし、この解釈は極論です。なぜなら、彼等は「何かにすがったり頼ったり」という思いで自然とかかわり合っていたわけではないからです。生きるために必要なものを産み出す地球と、それを促す空(太陽など)に感謝し、「あるがまま」を受け入れ、生きとし生けるものは総て同じ地球上の生物として「平等=調和=平和」であることが土台だからです。私が最初に目にしたネイティヴアメリカンの言葉は「大地は誰のものでもない、なぜなら人間は母なるこの大地から生まれたからだ。誰が自分の母を切り分け、金で売り買いできるか?」というものでした。現代に入って、もはやそんなことも言っていられないのが現実ですが、実際に、お会いしたネイティブアメリカンの血を引く方々にもことごとく勉強させられた次第です。とても抽象的な表現が多いその言葉は、実はとてもシンプルで、考えるよりも「感じて」理解できるものでした。また、彼等には、人種も国の違いも関係なく、必要なのは生物としてどのように生きるかをいうものでした。以後彼等のそして彼等の祖先が残した言葉等に感銘を受け続けています。しかし、本当の彼等を理解するには数十年彼等と共に生活しなければ分からないでしょう。ひょっとしたら、死ぬまで。残念ながら、そのようなことはすることができず、彼等から学ぶ機会を得て今に至ります。彼等には、ネイティヴアメリカンだから傾向するのではなく、同じ地球に生まれ生きている人間=生命として、学ぶべき側面がたくさんあります。(もし、縄文文化の同じような語りべや文献があったらどんなによかったか!)

現代社会で、しかも物質文明の栄えたこの日本で、彼等と同じような概念だけで生きていくことは不可能です。
しかし、それでも、頷ける事は多々あり、それは真の自然体にあると思いました。またそうでありたいと私は思います。
ただのニューエイジカルチャーとしてだけではなく、人類学、哲学、歴史などの人間にまつわる事も含め、それを癒しに携わる人間として、知りたいことがたくさんあります。
もちろん、アロマセラピストとして、そしてヒーラーとして、諸外国のいろいろなトリートメントや癒しの方法なども学びつつ、彼等の理念(古代人の理念?)を自然に携わる人間の一人として、本来あるべき姿のベースがこれだと言えるものとして、そしてARCADIAの癒しの側面に、これがほんの少しでも活かしていければと思っています。